上棟式祈祷
最近たまたま新築や改築の地鎮祭や上棟式が複数あり上棟式の際に作る棟札と升をアップします。
昔、私が子供の頃は近所で五色の幟旗が立つと「餅まきだ~!」とテンション上がり参加したものでした。
ご祈祷の後、紅白餅やお菓子、小銭などを屋敷の周りに撒きお祝いの振る舞いをする風習がありました。
現在はその風習は薄れてしまいましたが新築家屋に芯(魂)を入れる意味でご祈祷をして棟札を家屋の一番高い位置に納めます。
地鎮祭は「土地」に対してのご祈祷。
上棟式は「家屋」に対してのご祈祷。
となります。
升は米一升をお供えする際に使います。米は農作物=自然の実りであり、価値の基準=貨幣価値として扱われて来ました。
その米を入れる「升」を上棟式の際に大工さんが端材で作り写真のように「家門繁栄」「鶴千亀萬」といった祝言を書き縁起の良い祝い物に仕立てた古の職人的風習があったそうで見習って書き入れさせていただいてます。
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